ワークにAGVの周回数をテキストで表示する方法

 

こんにちは、維持保守Gの岩室です。

  

今回は「ワークにAGVの周回数をテキストで表示する方法」です。

本モデルは、ワークに周回数をカウントするCountプロパティを付与させ、テキストとして表示し

AGVが周回する毎に、ワークのCountプロパティを増やしています。

ワークにCountプロパティを付与させるために、PropertyAssignerを使用します。

PropertyAssignerのLisningToをコンベアのセンサーに設定します。

Int型のCountプロパティを付与させたいため、PropertyAssignerのプロパティを以下のように変更します。

※InitialPropertyValueは付与されたプロパティの初期値を設定します。

プロパティの値をテキストとして表示させるため、PropertyReaderを使用します。

PropertyReaderはStoreの以下の場所にあります。

※Stote -> Display-> PropertyReader

Countプロパティをテキスト表示するため、PropertyReader をPropertyNameをCountにします。

出庫コンベアにPhoto Eyeを配置し、Visual型のPropertyReaderプロパティを付与させ、

PropertyReaderを設定します。

Photo EyeのスクリプトのOnBlockedイベントを以下のように変更します。

※PropertyReaderをClone()関数を使用し、複製します。

 複製したPropertyReaderのParentおよびVisualTargetプロパティをloadつまりブロックしたワークに設定します。

周回数をカウントするため、Sensorを導線に配置します。

SensorのスクリプトのOnBlockedイベントを以下のように変更します。

※AGVが搬送しているワークを取得するため、AGVのコンベアであるPRH1を取得します。

 PRH1が搬送しているワークを取得し、センサーがブロックするたびにワークのCountプロパティを増やしています。

 搬送しているワークは、PRH1のTransferState.Processed[0]に保持されます。

次回は「自動倉庫にLoadでない見た目上のBoxを入れる方法」についての方法を解説します。

ではまた次回、お会いしましょう!


 

次回は「自動倉庫にLoadでない見た目上のBoxを入れる方法」です。