荷物の種類別に搬送先を分ける方法3

こんにちは。維持保守Gの中村です。前回の説明では[ターゲットセレクター(TargetSelector)]を使用して、1本のコンベヤを流れてくる荷物の種類によって搬送先のコンベヤを分ける方法について説明しました。

今回は別のカタログを使用して同様のことを行う方法について説明します。(形状は異なります。)

1.はじめに

今回使用する標準カタログは以下です。

  • コンベヤ   : QuickStart  > Carton Systems > Single-Zone Carton Belt(25台)
  • 分岐コンバヤ : QuickStart  > CartonSystems > ChainOffset(2台)
  • コントローラー: QuickStart  > Controllers > BasicProcess(2台)

2.カタログの設定

①下記の画像のように配置します。



②[BasicProcess]のプロパティ"ListeningTo"と分岐前コンベヤ、プロパティ"ProcessedTarget"と分岐後コンベヤ、"ScrappedTarget"と分岐先コンベヤを繋ぎます。

 

※2つ目の[BasicProcess]も2本目・3本目のコンベヤに対して同様に設定します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


③[Load Creator]で生成する荷物の種類を設定します。

[BlueBox],[BrownBox],[CyanBox]を設定します。


④[BasicProcess]の"ProcessFilter"プロパティに分岐をしない荷物を設定します。

 

※2本目には"Cyan Box"を設定。



3.動作の確認

以上の設定だけで振り分けることができます。